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子供学級(キャラクター)

小島梅子(こじま うめこ)

本作の主人公。見た目は小学生、実は22歳の独身女教師1)。上尾市立第二小学校5年2組の新任教師として配属されてきた。年齢的には立派な大人のはずだが身長は129.3cm・体重は30kg台しかなく6、どうみても小学校低学年にしか見えない。上は白い半袖シャツ、下は赤いスカートをサスペンダーで吊している2)。いつもこの格好だが同じ服をたくさん持っており一張羅ではない32。髪は両耳の後ろあたりで赤いビーズの付いたヘアゴムで結んでいる。一人称は「あたし」。キャラ的には完全にギャグ漫画世界の住人であり、常識外れな身体能力を持つ。彼女の性格を言い表すとしたら極悪・傍若無人・暴虐・粗暴・無慈悲…と、おおよそインモラルなフレーズで埋め尽くされるであろう。子供以上に子供っぽく子供であっても容赦はしない。何かあればキレまくり暴力に訴えるその様は理不尽というほかない。また彼女の唾液(通称「梅汁」)は強力な細胞再生作用を持ち、しょっちゅう大怪我を負っているにも関わらずすぐ完治するのもこのおかげである24。苦手な物は玉ねぎで3)、その弱点を突かれて敗北したことも34。最初は足の踏み場もないほどの汚部屋だったが8、一度片付けてからは11酒瓶が転がったりしてはいるもののそれなりに整頓して過ごしているようである。 本籍はさいたま市大宮区。両親は死別しており、弟が大宮と蕨に住んでいる1

小林てる夫・菅山ゴリ男・芝川ツネ彦・松井さくらは大抵の回に出てきているので、登場回は重要な役回りがあったもののみ記載。

小林てる夫(こばやし てるお)

5年2組の男子でいじめられっ子。11歳。周囲からはてる坊と呼ばれる。ポジション的にはのび太にあたり、本作の第2の主人公と言える存在である。坊ちゃん刈りに丸眼鏡。大きい丸鼻で本人も気にしている44。気弱な性格が災いしてゴリ男ツネ彦からいじめを受けていたが、梅子が担任として現れてからはますます酷い目に遭うようになった不憫な少年。梅子本人からの暴力、あるいは梅子が原因で発生した二次被害はたいてい彼が被ることになる。勉強も運動もさっぱりで取り柄らしい取り柄もなかったが、図工の授業中に絵の才能を見出された34
1 / 2 / 4 / 8 / 22 / 34 / 44 / 45 / 47 / 50 / 54 / 56

菅山ゴリ男(すがやま ごりお)

5年2組の男子のジャイアンポジション。いつも白と緑が縞になった帽子を被っている。ほんのり口ひげが生えているほか、胸毛が小学生と思えないほどボーボーである。ツネ彦と一緒にてる夫にプロレス技を掛けたりしていじめていたが、彼以上に極悪な梅子が現れて以降はそうした場面はあまり見られなくなり、むしろ梅子の被害を受ける彼に同情するようにも30。家は八百屋。
1 / 2 / 8 / 16 / 21 / 48

芝川ツネ彦(しばかわ つねひこ)

5年2組の男子で金持ちの腰巾着キャラ、つまりスネ夫ポジション。髪型もスネ夫を踏襲している。★マークの入ったシャツにスカーフ、ハーフパンツという出で立ち。瞳が点ではなく横棒状になっているのが特徴(水木しげるみたいな感じ)。家はかなりの富豪らしく5億円を投じて梅子を模したロボットを開発するほど。他のクラスメイトに比べるとやや影が薄い。
7 / 16 / 24 / 30 / 33

松井さくら(まつい さくら)

5年2組の女子で事実上の紅一点としての役回りが多い。てる夫を始めとしたポンコツ揃いのクラスにあって唯一とも言える優等生。一応しずかちゃんポジションだが、特段てる夫に優しいということはない。保健委員の務めの最中に出会った保健医の黒崎に惚れており、彼に会いたいがためにクラスメイトを怪我人に仕立て上げるわ、手首は切るわ15校舎の屋上から飛び降りるわ38と暴走してしまうことも。また家は大家族という設定だが、それらしいエピソードは妹が出てきた20時間めくらいであった。
14 / 15 / 20 / 37 / 38 / 39 / 42

王劉邦(わん りゅうほう)

5年2組の転入生の男子。中国拳法の修行僧をイメージした外見をしている。スカートめくりの達人で、スカートの中身をスケッチして部屋に飾るのが趣味。梅子に仕掛けたスカートめくりを防がれたことから強者と認め、勝負を挑んだ。決着を付けるべく王家流奥義「風林火山」を繰り出し勝利したかに思われたが、思わぬ形で敗れていた。
26 / 56

西園寺ゆかり(さいおんじ ゆかり)

5年2組の転入生で、フリルの付いたメイド風の格好をしたお嬢様。またの名を「たま潰しのゆか」という男子にとっては悪夢のような存在。得物の伸縮自在の棒「珍棒」を使いこなし、男子のタマを潰すという特技を持つ。梅子と凄惨なタマ潰し勝負を繰り広げ、勝負は互角以上のものだったが、顔面に校長の股間が激突して敗北した。
43 / 56

山本(やまもと)

松井が保健医の黒崎に会いたいがために、わざと腹パンして嘔吐させた可愛そうな女子。松井とはろくにしゃべったこともない。
15

雉原せーじ(きじはら せーじ)

5年1組の担任で梅子の最大のライバルと言える男。金髪を少し逆立てたショートヘア。常人離れした梅子と互角に戦うことが出来る彼もまた並大抵の男ではない。53時間め時点における素手での対戦成績は285勝284敗67引き分けで、梅子をして実力は互角と認めざるを得ないほどであった。普段からいがみ合い・殴り合いを繰り広げるふたりではあるが、梅子の窮地には助け船を出したり919、なぜだかいい雰囲気になっていたりすることもある23。児童たちからは「せーじ」「せーじくん」と呼ばれる。女子児童に優しくしている場面が何度かあったせいか、梅子からはロリコン呼ばわりされる183139。中学・高校ではサッカー部のエースストライカーだったらしい27
1 / 5 / 6 / 9 / 10 / 18 / 19 / 23 / 27 31 /35 / 36 / 39 / 40 / 53  ※重要な役回りがあったもののみ記載。

葛西京子(かさい きょうこ)

不運にも梅子が担任の5年2組に配属された教育実習生の女性。20歳。本作の登場人物にしてはまともな見た目をしている。梅子のことを子供だと思っていたため、ただ年頃の女性をいたぶりたいだけの梅子から受ける理不尽な扱いにも必死に耐え続けていた。しかし限界までストレスを溜め込んだ挙げ句、梅子が実は担任だという事実を知って…。
13

黒崎(くろさき)

前任者の退職に伴い新たに赴任してきた保健医の男性で、キャラ的にはブラック・ジャックの主人公(間黒男)がモデル。白と黒のツートンカラーの髪で、右目に眼帯をしている。実は世界的に有名な天才外科医38である。彼に一目惚れした松井は保健委員の立場を利用して、わざと怪我人を量産したり自傷してまで何度も彼に会いに行こうとした。
15 / 37 / 38 / 56

(つじ)

5年生の学年主任を務める男性。46歳。辻ちゃんと呼ばれる。剃り込みの入った坊主頭で鼻の横に大きなほくろがある。関西弁で話す。口臭がとんでもなく酷く、彼の息を浴びた木や花がたちどころに枯れるほどの歩く毒ガス兵器。生意気な梅子を執拗に狙った。
19 / 21 / 56

校長

上尾第二小学校の校長。頭頂部がつるりとハゲ上がって3本だけ毛が残った波平型。つぶらな瞳に赤いほっぺた、小さく丸っこい体型が可愛らしいおじさんである。温厚そうだが梅子にハゲ呼ばわりされた時はさすがに怒っていた36。股間に立派なマンモスをお持ちである43
12 / 35 / 36 / 43 / 51 / 56

教頭

上尾第二小学校の教頭。四角眼鏡の特に目立った特徴もないおっさんだが、実はヅラ。ハゲと言われて怒り心頭の校長を見かねて、自分もハゲているとカミングアウトした36
1 / 36 / 56

佐藤

男性の教職員。一向に学校に姿を見せない新任の「小島先生」に電話を掛けた。ちょっとおでこがテカっている。
1 / 56

村山

5年1組の女子児童。せーじにクロールを教わっていたはずが、いつの間にか梅子と入れ替わっていた。
3 / 18

山田

5年1組の男子児童。運動会の騎馬戦でせーじを担ぐ騎馬のひとりだったが、梅子に狙われて撃沈。
35

てる夫の祖父

小林てる夫と暮らす祖父。75歳16。てる夫をハゲ頭にして口ひげを生やしたような外見をしている。発明品を作るのが趣味だがほとんど役に立たない物ばかり。収入源が彼の年金くらいしかないにも関わらず50、無駄な上にすぐに破壊されてしまう発明品がかなり家計を圧迫している。持病で心臓が弱くショックを受けるとすぐダメージを受けてしまう446
4 / 5 / 16 / 46 / 47 / 50 / 56

雉原凛々子(きじはら りりこ)

雉原せーじの妹でセーラー服を着た学生。とんでもない巨乳の持ち主であり、近づいてくるとボインボインという擬音が鳴る。胸を使ってベタベタしてくるため、せーじは巨乳が苦手となったらしい。無乳の梅子を煽って精神的なダメージを負わせ、その後せーじを巡って梅子と対決することに。ボイン拳で梅子を追い詰めたが、巨乳の谷間の隙を突かれてダウンした。
10 / 56

さくらの妹

松井さくらの妹の赤ん坊。モモちゃん。梅子が笑わせようとしてかえって怯えさせてしまう。
20

ゴリ男の母

菅山ゴリ男の母親。個人商店の八百屋「八百丸」を切り盛りしている。息子には鉄拳制裁を加えることもあり、客との話のネタに使うこともあったが、他人に子供を馬鹿にされるのは許さなかった48
21 / 48 / 51 / 51 / 56

大家

梅子が住むアパート「大家荘」の大家。せーじに次ぐ梅子の天敵とされる。頭頂部がパンチパーマで剃り込みの入った男。欠けているのか溶けたのか前歯がほとんどない。白目を剥き草刈り鎌を片手に怒り狂う様はまさに狂人。梅子の家賃の取り立てに学校に襲来した際は、その迫力のあまり猛者である梅子・せーじの二人が怯えて逃げ惑うほどであった9。家賃を滞納したりアパートを破壊する梅子に怒りが収まらないようで「キャー」とか「みゃー」といった奇声を上げて襲いかかってくる。
8 / 9 / 11 / 21 / 23 / 28 / 30 / 32 / 34 / 56

みのさん

お昼時に放送している「おもっくそテレビ」の名物司会者。視聴者からの電話でお悩み相談を受けるコーナーが人気。梅子の暴力に悩むてる夫が相談の電話を掛けたが、そのあまりに突拍子もない話に誰もまともに取り合ってはくれなかった。モデルはもちろんみのもんた氏。
お昼休み

超能力者

シルクハットに出っ歯のペテン師みたいな風体のおっさん。超能力者を名乗って子供相手に手品的なパフォーマンスを披露しようとしていたが、梅子の怪力パフォーマンスに客の関心を奪われてしまい、対抗心を燃やす。
29

梅太郎

知らず知らずのうちに梅子にベビーカーごと連れ去られてきた赤ん坊。捨て子と誤解した梅子は梅太郎と名付けてあやそうとするものの、不慣れな子育てに苦戦する。その過程で梅子の人生で最も困った瞬間をもたらした。本当の名前はたくみ。
41

丸岡(まるおか)

ゴリ男の家の隣にある中華料理屋のおっさん。
48


1)
1時間めの原付免許証より、昭和55年(1980年)5月5日生まれ。この生年月日は連載が開始された2003年の新年度=4月時点で22歳となるもの。
2)
おそらくちびまる子ちゃんがモチーフだと思われる。
3)
梅子いわく「宇宙一のくされフード」21。ちなみにのりお先生が嫌いなものも玉ねぎである。